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入学者受け入れ方針(アドミッションポリシー)

医学部医学科は、「地域医療の良き担い手となるヒューマニズムに富む人材の育成に当たるとともに、高水準の医療ならびに最先端の研究を推進する」という目的・基本理念に対する知識と技術を習得できる学生を求めています。

本学医学部の3大目標は以下のとおりです。

1.医師としての生涯学習を始めるために必要な知識と技術を習得する。
2.医師としての生涯学習を続けるために必要な態度と習慣を身につける。
3.医師として,社会生活を行うために必要な人間性と良識を涵養する。
この目標に沿って、本学科の入学者受入方針は、以下の3点です。
1. 医学部の学士課程の教育を受けるに足る基礎学力を有していること。
2. 自律的学習能力と旺盛な知的好奇心を有すること。
3. 心身ともに健康で協調性に富み、高い倫理観と豊かな人間性を有すること。

受験生には以下の科目を履修していることを求めます。
1. 外国語:コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
2. 理 科:物理基礎・物理(”原子"の章・編を除く)、化学基礎・化学、生物基礎・生物のうち2科目を履修すること
3. 数 学:数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)

本学医学部医学科は、地域医療の良き担い手となるヒューマニズムに富む医師の育成にあたるとともに、高水準の医療及び最先端の研究を推進する人材を育成することを教育目的とし、3大目標に沿ったカリキュラムを編成しています。

社会の期待に応える医師として活躍する人材を養成するために、モデル・コア・カリキュラム精神を取り入れたカリキュラムを基軸に、基礎・臨床・社会医学の関連学問領域を含めて学習する。
チーム医療の中で、医師としての知識・技能・立場、そしてすべての医療関係者との円滑なコミュニケーション能力を身につけるために、基本から臨床参加型まで幅広い臨床実習の中で学習する。
様々な医療問題を自身で解決する能力を高めるために、一般教養科目や語学科目などを通じて幅広い教養を身につけるとともに、問題基盤型学習であるPBLテュートリアル教育により学習する。
医療を取り巻く様々な問題に目を向け、医学的探究心を高めるために、各種体験学習や実習、セミナー、医療科学など本学独自のカリキュラムから学習する。
広く世界に通用する人材を養成するために、医学英語を学習する。

学位授与の方針(ディプロマポリシー)

本学医学部医学科は、3大目標すなわち、生涯学習に必要な知識と技術、および生涯学習継続に必要な態度と習慣が身に付き、かつ医師としての社会生活に必要な人間性と良識が涵養されたことが、厳格な判定によって確認された場合に学士を授与します。具体的には、以下のような項目について判定します。

医師国家試験に合格する医学知識と技術水準が備わっている。
医師として地域、組織の中で高い倫理観と責任感をもち、他人と協力して仕事や研究を続ける意欲がある。
医師として生涯学習を続けるために、幅広い教養を持った医療の担い手として、社会の変化に対応できる基本的能力と習慣を習得出来ている。
医師として豊かな人間性を持った社会性のある医療人としての基本的な能力と良識が涵養されている。
医師として必要な実践的英語能力と、医学の国際化に対応できる能力がある。

なお、卒業時コンピテンスとして以下のものを掲げています。

 

久留米大学医学部医学科の学生は卒業時に次の能力を習得している。

1.医師に必要な高い倫理観と職業意識を持っている。

 1)医師に必要な良心・利他主義・誠実・忍耐・謙虚さが備わっている。

 2)患者への説明責任を平易な言葉を使って果たせる。

 3)不確定事実や説明のつかない事実を洞察能力と処理能力が備わっている。

 4)医療の実践における安全性を十分に理解し、危険を回避できる。

 

2.豊かな人間性と教養を持ち、患者中心の医療が実践できる。

 1)幅広い人文・社会科学の知識を備えている。

 2)患者を人間として尊重する心が備わっている。

 3)患者の家族関係や心理・経済・社会的背景に配慮できる。

 

3 .総合的に診療できる能力と生涯にわたって学習ができる態度を備えている。

 1)患者から正しく情報を収集ができ、情報を正しく解釈できる。

 2)科学的・論理的に病態を把握し、合理的な検査・治療計画を立てられる。

 3)エビデンスに基づく臨床推論を行い、治療に応用できる。

 4)疑問を追及する研究的態度と後輩を指導する教育的態度を持っている。

 5)正確で適切な診療記録を科学的記載として残す。

 6)生涯にわたり学習を続け、卓越性、先進性、独創性を求める。

 

4. すべての医療スタッフと交わりながらチーム医療を実践することができる。

 1)医療に関わる他の職種の仕事を理解している。

 2)医療チームのリーダーになる能力がある。

 3)他職種との協働で生まれる成果を尊重する。

 4)他職種との協働に必要なコミュニケーション能力がある。

 

5.地域の要請や社会の変化に対応した医療を実践する能力がある。

  1)地域住民が必要とする医療を理解できる。

  2)地域の医療情勢を理解し、求められる医療を提供できる。

  3)地域の医療経済・疾病構造・環境特性を理解して診療に活用できる。

 

6.患者や医療の国際化に対応できる能力がある。

 1)患者の国籍・人種・言語・宗教・信条・習慣の違いに配慮できる。

 2)海外の健康問題や医療事情を知り、医療を通じて国際的に貢献できる。

 3)海外の医学研究の動向に注意し、地球規模の研究マインドを持つ。

 

 

久留米大学医学部医学科
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